S&T BIZON

さて変り種のAKであるBIZONです、色々なメーカーから発売されていますが今回はS&T製品です。

1万円台で買えるということでどちらかというと入門者向きではあります。

箱出しでも80台の初速は出ていますし、ハンドガード下部の巨大なスパイラルマガジンは装弾数も1000発と言う事なので当然予備マガジンなどいらないでしょう、手っ取り早くサバゲを始めるならこいつとAKバッテリーを買えば即ゲームで活躍できることでしょう。

外装は全部プラでとても軽いです、ハンドガード部が安っぽい感がありますが、フォールディングストックはしっかりしていますのでゲームで使うには十分でしょう。
セレクターレバーもしっかりしていてカチッと決まるのでS&Tもずいぶん進化したなという印象です。

今回は内部カスタムをしました。
S&T製品は内部ギアやメカボックスは強いのでピストンとピストンヘッド、シリンダー、スプリングを変えてホップを長掛けにすれば十分です。
今回は安く抑えるためにインナーバレルは純正を200mmにカットしました。
これで0.25gで85位の初速で安定させることが出来れば60m飛ぶ、ロングレンジ弾幕張りが可能です。

この銃の性格とS&Tということを考えると精密射撃を求めるのは無理があるので飛距離メインのカスタムを行うのがいいと思います、ハイサイクルもありですがマガジンの形状上給弾が追いつかないことがありますので信頼性を考えると秒間20発までがベストでしょう。

今回は事前にセクターギアを1枚カットしてモーターにSBDをつけてあります、7.4Vで秒間13発で後方から支援火器として使うもよし11.1Vを入れて秒間20発で弾幕張るのもよしです。

ということでS&TのBIZONを紹介しましたが、このカスタムで2万円までで納まります、1万台後半の本体なのでカスタム費とあわせても4万以下ですから十分現実的ではないでしょうか??

ただし、サバゲ歴も長いベテランゲーマーはS&TのBIZONを手にしても満足はできないかも知れません、それくらい外観は安っぽいです、あくまでライトユーザー向けではありますね。

BIZON CQBカスタム

S&TのBIZONです
2万前後で変えて装弾数も1000発という初心者にはうってつけの電動ガンですがイマイチ発展性がないのが悩みです。
今回はセミオート専用なのでDTMを組んで11.1Vでまわします。
セミオートのレスポンスはビンビンです、S&TのメカボにDTMがすんなり乗るか不安だったのですが何も問題ありませんでした。
7.4Vでまわす場合はモーター交換が必須です、純正のモーターではDTMの能力を発揮できません。
ストックレスで取り回しも抜群ですしハンドガード上部にレールをつけてオープンダットを乗せてみました、オープンダットは覗き込まなくてもいいのでCQBには向いてます。
少し前よりにセットしてフロントサイトのような使い方をすると良いです。
これは使いやすい1丁です。

近年のサバゲーブームでサバゲーもすっかり市民権を得ましてゲーム人口も40万とか50万人とか言われていますが、サバゲーをここまで流行らせたのは屋内CQBゲームの登場でしょう。
それまでは山でやるイメージが強かったんですが、軽装で気軽に出来るスポーツとしてCQBは人気を呼びました、私はアウトドアゲーマーですが実際のところその人口比率はCQBが7割位、アウトドアが3割ってとこでしょうか?

最近はUABとかいうテニスコート位のところでやるゲームもあるみたいです

屋内CQBゲームとアウトドアフィールドは同じサバゲでもまったく別のスポーツをやってる感じです。
どちらが楽しいとかはわからないですが、使う銃にそれぞれ特色があってもいいと思います。
セミオートゲームで10m程度の撃ちあいが多いCQBでは軽くて取り回しの良い銃が好まれます。
初速は0.2gで90位くらいあれば十分でしょう、それよりトリガーレスポンスの良いカスタムが好まれます。
そんなわけでBIZONのCQB仕様は最強です。