VFC XCR マイクロ

自分がサバゲで使っている愛銃がG&GのGR26と89式なんですが最近どちらも調子が悪くていまいちです。
89式はメカボをターセル製に変えてからセミオートとバーストの調子が悪くて、もう何をやっても決まってくれなくて気持ちが折れました。
G&Gもかれこれ五年も使っていますので体になじんでいるのですが、さすがに50万発近くも撃ってるのであちこちがガタガタです。
SBDもつけずに使っているのでスイッチももう三つ目でございます。

今回は常連のF君からVFCのXCRを入手したのでしばらくゲームで使ってみようと言う訳です。
VFCの銃は修理やカスタムは多いのですが自分で持つのは初めてです。
ひとつは外装がきれいなのでゲームで傷だらけになるのが勿体無いというのもあるのですが、それ以外に箱出しだとギアノイズも多くて自分好みの仕様にするのに金がかかるというのが本音です。
今回はXCRが安く入ったしF君が一通り手を入れてあるみたいなので楽しみです。

とてもコンパクトで使いやすい銃です。
ストックはやや短めですが最近流行の分厚いベストを着ると案外ちょうど良かったりしますね。
マガジンもM4系共通ですので助かります。
グリップは握った感じはM4グリップと大差はないのですが中のモーターはショートタイプですので少し短いのでしょうか?
非常に構えやすく、そして軽くコンパクトでいいです。
セレクターはM4が作動幅が180度まわすのに対して90度くらいの幅で全部が収まっていて使いやすいレバーです。
KAC PDWとよく似た性格を持っています。

短所はバッテリーの収納がめんどくさいです。
真ん中のピンを抜いて上下フレームをスライドダウンさせてからバッテリーを入れます、スペースに余裕がないので使えるバッテリーが限られます。
それとセレクターレバーはねじで押さえつけている構造なので強く締めればセレクターが動かない、ゆるいとセレクターが切り替わらない、または緩んで脱落するという欠陥構造です。
このセレクターパーツはフィールドで落としたら二度と見つからないし、このパーツだけで果たして手に入るのかな?と不安です、ネジロックを使って止めましたが基本的にこのセレクターはあまり触らないに限ります。

まぁどんな銃でも長所も短所もあるわけなので、それらを含めて愛着もわくというわけです。

内部構造はいいです、上下はピン1本で割れますし、そこからピストン部も簡単に取り出せますのでスプリング交換は楽です。
チャンバーもドラム式なので撃ってても緩まないし、微調整もしやすい、サバゲで使いやすい銃です。
写真の通りアッパーフレームはハンドガード部からストック付け根まで一体なので強度は抜群で少々投げてもサバゲでこけても大丈夫でしょう。

という訳で
これからXCRを検討中の方にお勧めするのは、スプリングとホップパッキンだけを変えた仕様です。
これで通常のサバゲは十分いけますし、これくらいならショップに頼んでも7000円位でしょう。

私が個人的に気になるのはギアノイズです。
VFC製品は全般にノイズが出ます、原因はギアをシムではなくスプリングで押さえつけているのが原因です。
これはスプリングをはずしてシム調整すればいいので分解が自分で出来る人はやってみるといいと思います、それでもまだキュルキュルいうならモーターをEG1000あたりに換えれば劇的に静かになります。
バレル長も200ミリ程度しかないので、長掛けパッキンで0.25gで使えばさらに良いと思います。
ここまですると本体+15000円程度は見たほうがいいですね。

サバゲで使ってみた感想ですが、めちゃめちゃ命中精度が良かったです、F君のカスタムが良いのかベースの素材が良いのかは分かりませんがこれは軽くて使いやすいのでヒットもかなり取れました。

XCR、良い銃です。