流速仕様はバランスを考える

流速の調整です。
ルーズバレルを使う流速はホップをかけるほどに機密があがるので初速も上がる傾向になります、これが流速カスタムが法的にグレーだと言われる要因です。

この傾向はバレルが短ければ短いほど出ます、ですから10㎝とかの超ショートバレルの流速はMECではお断りさせていただいております

私が知る限りでもホップオフに対して適正ホップで初速が20も上がったケースもありました、もしこの銃をホップオフで初速95に設定していれば適正ホップでは初速は115になる訳です、フィールドで行う弾速チェックではホップまでみませんよね。

皆さんも妙に痛い銃に撃たれた事ないですか?

私はありますよ、私なんかサバイバルゲーム30年近くやってますからね、当たった距離と場所でもう相手の銃の性能なんか分かっちゃうんですよ。

絶対初速オーバーだろってのが何度かありましたもん

とくに愛知県から来る人ね、愛知県の人ってなんであんなに見栄っぱりなんだろうか?、絶対三重県民なんかに負けないぜって目で向かってくるから疲れるんだよね、サバゲなんかむきになってやるもんじゃないでしょうに。

流速を作る時は必ずホップを掛けた最高値が出る状態でも規制値を超えないように調整しなければなりません、そうすると流速のうま味は半減するかも知れません。

最近では次世代などは箱だしで0.2gなら55m飛びます、15000円程度のライトチューンでも0.25gで60m仕様になるので十分ではないでしょうか?

と、流速批判になってしまいましたが、今はプチ流速といわれる比較的メンテナンスフリーで使えるものをお勧めしています。
あまりパワーや飛距離にこだわるのは時代遅れです、昔の日本車の馬力競争みたいです。
というわけで賛否両論あります流速ですが確かに、セッティングが決まった流速は気持ちいです。
0.28gの重量弾がふわりと追い風に乗ったように65mまで真っ直ぐ飛びますからね、しかしこの微妙なバランスを維持するのは難しいのでマメなメンテナンスが必要になります、そのメンテナンスが初速オーバーをしてしまう要因になるのかも知れません。

そしてなにより私が言いたいのは流速爆音仕様の使い手がゲームでのマナーが悪い方が多いということもまぎれもない事実です。

東京マルイ 89式小銃

東京マルイの89式です。
今回のご依頼は、セミオートでの集弾性能と飛距離アップと言うことです。
カスタム的には、初速を97m/sまで上げて、長掛けホップに加工。
インナーバレルを6.03mmに交換です。
これで、カスタム18000円です、効果は充分です。
飛距離的には55m位、50mならセミオートでヒット取れます。
8.4Vだと少し力不足になるのでリポで回します。

今回はロングレンジですがタイトな6.03バレルを組みました、初速が欲しかったのも大きな要因ですが何より心配なのは耐久性です

流速ロングレンジでルーズバレルも考えたのですがルーズバレルを組むと初速が下がるのでその分強いスプリングを組む必要があるのですがマルイの純正メカボックスで果たして耐えれるのかが問題です、89式のメカボックスなんかどこ探しても売っていないので壊れたらお終いじゃさすがに困りますしね

89式はトルク型のモーターとギア比の高いスパーギアを使っているので回転数が伸びずセミオートのレスポンスも悪いのでパンチの強いリポバッテリーで回してあげるといいと思います、私はイーグル模型の7.4Vリポを使いましたが大変良好なレスポンスであります

お試しあれ

(2013.11.2投稿)