89式のレスポンスをよくする

新年あけましておめでとうございます。

さっそくですが、89式です
使い易くていい銃ですが、皆さんご存知のとうりレスポンスの悪さが気になります。
以前この89式をストック内配線に引きなおしてレスポンスビンビン仕様を作りましたが、あれは固定ストック限定なのですよね・・・

今回は前バッテリーのままです。
テフロン配線で引きなおして、キットボーイさんのスリムステップを組んで見ます、このスリムステップはFETの一種ですがピストンの停止位置を時間調整できます。

さっそく組んでいきます。
89式の分解はちょっと独特でVer.2などとはまったく異なりますが、難しくはありません。

こんな感じになります。
左端の黒い物体がスリムステップ3です。
黄色い点のようなものが調整ねじです、調整は非常にシビアで1/4回転くらいですべての調整幅になります。
残念なことに、89式には配線が短すぎてバッテリー線も細い信号線も途中で継ぎ足さないといけませんでした、特に信号線は非常に細くて気を使いました。

今回は初速が0.2gで80と頼りないので、スプリングも変えて0.2gで95まで引き上げる作業も同時進行で進めます。

少々きついのですが、ハンドガード下部になんとか収まります。
スリムステップと言う割にはスリムじゃないのが笑えます。
そんなこんなで完成です。

ここまでやっといて、バッテリーがマルイ純正ニッケル8.4Vとか笑ってしまいますが無意味です、バッテリーはイーグル模型の7.4VAKタイプリポバッテリーを使います。

イーグルのバッテリーは電圧高めです、私は大好きです。

早速、セミオートでまわしてみます。
パシッ、と決まります、すばらしい。
ここまでは、配線交換とバッテリーをリポにしたことで当然なんですが、純正とはまったく別物ですね。
次はスリムステップをぎりぎりまで回して、ピストンを後退させてみます。
かなりシビアでちょっとでもまわしすぎると2点バーストになります。
いいところで決まったので、早速セミで試射!!!
先ほどが
パシッ という感じなら パッ という感じです。
すばらしいレスポンスです、
あいかわらずトリガーは重いのですが、このレスポンスは癖になりますね。
ただし、ひとつ欠点があります。
このスリムステップは通電時間をコントロールしているだけなので調整は相当シビアになります、たっぷり時間を掛けて行ってください。

だんだん時間がずれてきて3点バーストがたまに4点になったりする事もありました、完璧な物は望まないでください。

と、いうわけで自分も89式を使うこともあるので、これはぜひ欲しいパーツです。

ここまでやらなくても89式のレスポンスを上げる方法があります、それはモーター交換です、モーターをこう少し早い物に替えれば簡単にレスポンスは上がります、ただしこの場合はサイクルも相当上がるので3点バーストなどが故障する事はあるかも知れません。

いずれにせよ89式は発展性のない銃であります