こんにちは、スタッフTです。 今回は、先日チームで某森林型フィールドにお邪魔した時に起こった出来事と、私たちフィールドがサバゲーマーに対して取り組んでいる事をお話したいと思います。
先に結論から申し上げると、敵チームほぼ全員にゾンビ行為をされた、というものです。
どのようなシチュエーションでゾンビが発生したのかは、発生件数が多すぎで収まりきらないので割愛させていただきます。
サバゲーからゾンビを100%排除する事は非常に難しいです。故意的に行われるゾンビ行為と、無自覚で発生してしまうゾンビを射撃側が見分けるのが難しい点もあるのが理由の一つにあるようにも思います。
「ゾンビさせない射撃」をしてあげるのが攻撃側のマナーだ、だとか「ヒットコールをするまで撃ち続ける」なんて事もよく言われています。
しかしながら、今現在サバゲーにおいてヒットは被弾側の自己判定に依存しているのが実情です。
問題は、フィールド側がゾンビを野放しにしているという点です。
その日もまず2~3人がゾンビが酷いと某フィールドスタッフに訴えましたが、全く対応して戴けませんでした。
最終的にチーム全員で「ゾンビが酷くてゲームが成り立たないので皆で帰ります」と言うまで野放し状態でした。
運営側からすると常連客にゾンビ通告するのは非常に言いにくいです。だからといってMECでは絶対にゾンビを野放しにしません。
悪質であればそれなりの対応になりますし、故意でなかったりまだ子供であったりする場合もあるので、その場その場でよく対話をするようにしています。
それなりの年齢に達している人はどんな注意をしてももう治らないでしょう。若いサバゲーマーはもしもフィールドから注意されても、サバゲーまで辞めるなとは決して言ってないので、真摯に受け止め次のサバゲーに繋げていただきたいです。
私はサバゲー界が、嫌な思いをする人が無くならない事によって廃れることがなによりも哀しいと思っております。
さて、もう一点、最近MECでは基本的な銃の構え方や射撃姿勢、バリケードの使い方といった基礎的な練習をゲームの合間に行う事があります。
私は仕事柄、東は静岡県、西は福岡県までサバゲーフィールドを観てきました。そんな中、大多数のフィールドで初心者講習的なものを行っていました。
しかし内容についてはマガジンの脱着方法やセミフルの切り替え等エアガンを撃つための必要最低限の事しか教えていないのが実情です。
なぜか?
この業界は指摘や晒しが多いのです。それを恐れてどのフィールドも突っ込んだ事を言えないのです。
例えば多くのスポーツにプロと呼ばれる人達がいます。素人はプロの言う事を実に素直に大人しく聞きます。
しかしサバゲーにはプロはいません。素人同士の意見の言い合いになります。
「どこで習ったんだ?」とか、「それは本当に正しいのか?」とか「構え方も射撃の仕方も遊びなんだからどうでもいいだろ」とか「そんなに鉄砲好きだったら自衛隊にでもいって撃てばいいだろ」とか色々言われる訳です。
それでもMECではスタッフ一同これまでの経験を活かして講習会を不定期ではありますが行っていきます。
正しいグリップの握り方、正しい照準器の使い方、正しい銃の構え方。
「正しい」というと語弊があるかもしれませんが、少なくとも「こうした方が身体も疲れにくいし、よく命中するようになるよ」ということは言えます。
youtubeにそういった事をUPしている人達や、田〇装備開発さんとか凄いなと思います。
実際に「自分の銃の射撃姿勢ってどうなんだろう」とか「敵にすぐヒットされるなぁ」とか「ここぞという所で外してしまう」と思ってる方、MECに遊びに来てください。なにかヒントがあるかもしれません。